| URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/MK042173000001 |
| 木簡番号 |
0 |
| 本文 |
M○I○T○□〔Ôヵ〕○□○Ē\OK○Ъ○M○y○□○□○E |
| 寸法(mm) |
縦 |
40.3 |
| 横 |
113 |
| 厚さ |
6.7 |
| 型式番号 |
081
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| 出典 |
木研42-173頁-(1) |
| 文字説明 |
アルファベットで横位に左から右方向に上下に二行を書き込んでいる。「OK」は合字。 |
| 形状 |
右辺上下欠落。残存部に穿孔の痕跡が認められないことから、欠落箇所に木簡固定の釘や鋲などで穿たれた孔があったものとみられる。 |
| 樹種 |
(広葉樹) |
| 木取り |
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| 遺跡名 |
新里村西遺跡
 
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| 所在地 |
沖縄県八重山郡竹富町字竹富根志原 |
| 調査主体 |
沖縄県教育庁文化課埋蔵文化財係
 
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| 発掘次数 |
2
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| 遺構番号 |
井戸
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| 地区名 |
MK042173
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| 内容分類 |
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| 国郡郷里 |
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| 人名 |
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| 和暦 |
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| 西暦 |
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| 遺構の年代観 |
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| 木簡説明 |
右辺の上下が欠落する。残存部に穿孔の痕跡が認められないことから、欠落箇所に木簡固定の釘や鋲などで穿たれた孔があったものとみられる。木簡本来の形状は長方形状であったものとして理解ができる。上端左隅は角が小さく取れて隅丸状となるが、下端左隅は全体的に低平な半円形状となる。そのため、左辺上下両端部の形状は均整が崩れる。材質同定では広葉樹となっている。赤外線撮影により、墨書が確認できる。アルファベットで横位に左から右方向に上下に二行を書き込んでいる。一行目は、「M○I○T○□○Ч○Ē」もしくは「M○I○T○□○Я○Ē」が考えられた。「□」の部分上に発音区別記号の「^」がみられることから、ラテン語表記で使用される「ô」とみられる。さらに、「E」の文字の上にも発音区別記号「-」が存在するので、これもラテン語表記使用の「Ē」とみられる。その他、「I」の表記は数字の「1」の可能性もあった。二行目は、最初の文字が筆記体で「OK」の文字を組み合わせた合字から始まり、「OK○ЪM○У○□○H○E」または「OK○Ъ○M○У○□○Ж○E」などが考えられた。ところで、一行目の「Ч」または「Я」、二行目の「Ж」がみられることからロシア語のキリール文字表記と、そして一行目の「ô」と「Ē」のラテン語表記で使用される文字もあり、両者の文字が混在するものとして考えられた。以上の点を整理して記すと、一行目は「M○I○T○ô○Ч○Ē」または「M○I○T○ô○Я○Ē」、二行目が「OK○Ъ○M○У○□○H○E」または「OK○Ъ○M○У○□○Ж○E」となるが解読ができなかった。 |
| DOI |
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