URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/MK031046000216 |
木簡番号 |
0 |
本文 |
・□□〔請ヵ〕當之不定春初□〔及ヵ〕・【□九々八十一八九七十二七九六十三三九廿四二九十□〔八ヵ〕□】 |
寸法(mm) |
縦 |
(316) |
横 |
(29) |
厚さ |
3 |
型式番号 |
081
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出典 |
但馬集成28頁-(186),木研31-46頁-2(16) |
文字説明 |
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形状 |
上欠(折れ)、下欠(折れ)、左欠(割れ)、右欠(割れ)。 |
樹種 |
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木取り |
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遺跡名 |
祢布ヶ森遺跡
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所在地 |
兵庫県豊岡市日高町祢布 |
調査主体 |
豊岡市教育委員会
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発掘次数 |
41
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遺構番号 |
SX250
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地区名 |
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内容分類 |
習書?
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国郡郷里 |
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人名 |
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和暦 |
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西暦 |
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木簡説明 |
本文表面「漢籍」。上下両端折れ、左右両辺割れ。表面に漢籍の習書か、裏面には九九を記した木簡。九九は天地逆向きに記されるが、一部省略や誤りがある。表面の習書は、「請當之不定」と「春初及」の間が離れており、2句に分離できる。管見の限り出典は詳らかにしえない。多田伊織によると、「春初」は、漢語とすると比較的珍しい語法で、魏晋南北朝期に使用され、以降の使用頻度は低く、隋唐では用例は目立たないという。木簡の書き手の依拠した中国語テクストが六朝期のものであったか。漢語ではなく、和習「春の初め」として書いたかという(多田「祢布ヶ森遺跡出土『詩経木簡』をめぐって」前掲)。裏面の九九は、六九から四九までが省略され、さらに「三九廿四」と計算間違いしている。
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