URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/MK030199000007 |
木簡番号 |
21 |
本文 |
・/○←人/○〈〉椋一□双□/○/□マ衣□〔縫ヵ〕屋∥○/委尓マ足結屋一/肥人マ牛麻呂椋一/委尓マ長椋二/語マ山麻呂椋一∥○/若倭マ小人屋一/若倭マ八百椋一/五十戸造麻久□椋二/宗何マ□□屋一∥○/語マ久支□屋一/同小麻呂椋一屋一/委尓マ干支鞨椋一/委尓マ酒人椋一屋一∥○/○駅評人/○語マ三山椋一/○人/□竹□語マ比古椋一∥○/軽マ軽マ足石椋一屋一/○/加□□〔毛江ヵ〕五十戸人/〈〉男椋一〈〉∥○/蘇可マ虎男椋一屋一/語マ小衣屋一椋一/語マ小君椋一∥○◇・/〈〉□〔屋ヵ〕/□マ□□椋一今□〔作ヵ〕/□□マ□□〔豆ヵ〕女屋一/○□□□∥○/〈〉/間人マ□/□〔石ヵ〕マ龍椋一/同□椋一/宗何マ□□椋一∥○/□□□〔人マヵ〕□□〔椋ヵ〕/同マ□□屋/石マ国□椋/大□〔伴ヵ〕マ足石椋一/敢石マ角椋一∥○/宗可マ□椋一/日下マ□木椋二今作/宗何マ□□椋一/宗□□□□□椋一∥○/□□/神人□□□/□木マ□椋一/□□□□椋□□〔屋ヵ〕∥○/加毛〈〉椋一/○/宗何マ伊□□椋/○/□□□∥○/○□□○□○〈〉/□〔丈ヵ〕/□□□□∥○◇ |
寸法(mm) |
縦 |
(1165) |
横 |
62 |
厚さ |
10 |
型式番号 |
061
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出典 |
木研40-107頁-(1)(木簡黎明-(64)・木研30-199頁-(7)・伊場12-9頁-(21)・伊場4-21・伊場1-21) |
文字説明 |
表面「語部小君椋一」は削って書き直したもの。 |
形状 |
上欠(折れ)、下削り、左二次的削り、右二次的削り。左右側面に切り込みあり、木簡を編み台に二次的に整形したもの。 |
樹種 |
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木取り |
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遺跡名 |
伊場遺跡
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所在地 |
静岡県浜松市東伊場・静岡県浜名郡可美村東若林 |
調査主体 |
浜松市教育委員会
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発掘次数 |
6
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遺構番号 |
大溝〈OG地点Ⅴ層中位〉
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地区名 |
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内容分類 |
文書・編み台
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国郡郷里 |
(遠江国敷智郡〈栗原駅〉)・(遠江国敷智郡〈加毛江五十戸〉) |
人名 |
□部衣(縫)・委尓部足結・肥人部牛麻呂・委尓部長・語部山麻呂・若倭部小人・若倭部八百・五十戸造麻久・宗何部□□・語部久支□・語部小麻呂・委尓部干支鞨・委尓部酒人・語部三山・語部比古・軽部軽部足石・〈〉男・蘇可部虎男・語部小衣・語部小君・□部□□・□□部□(豆)女・間人部□・(石)部龍・(石)部□・宗何部□□・□(人部)□・□(人)部□□・石部国□・大(伴)部足石・敢石部角・宗可部□・日下部□木・宗何部□□・宗□□□□□・神人・□木部□・加毛〈〉・宗何部伊□□・(丈) |
和暦 |
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西暦 |
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木簡説明 |
「敷智郡屋椋帳」。上端折れ、下端削り、左右両辺二次的削り。編み台に二次的に整形している。左右両辺にはほぼ等間隔に切り込みが入れられる。表面の一段目一行目一文字目は、屋ないし椋の末尾にみえる「一」と理解してきたが、「人」であることが確認された。「駅評人」「加毛江五十戸人」などと同じく、敷智郡内の複数の集団の一つを示すのであろう。また、数カ所の「部」字を異体字の「マ」の字体に改めた。五〇名以上の人々がみえ、これほどの人々が屋ないし椋を所有する点はやや疑問である。数字はクラの数ではなく、番号の可能性を考慮する見方もあるが、「一」と釈読している文字は右下がりで記されており、あるいは、合点の可能性も皆無ではないと思われる。 |