| URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/6ALSGR34000003 |
| 木簡番号 |
3137 |
| 本文 |
・□〔奴ヵ〕吾鳥等謹牒申何□郎・○「也□」○「□□」\子前□申又□□申「申□」\○「□大大」 |
| 寸法(mm) |
縦 |
153 |
| 横 |
29 |
| 厚さ |
5 |
| 型式番号 |
011
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| 出典 |
平城宮3-3137( 城5-4下(19)) |
| 文字説明 |
異体字を多く使用。 |
| 形状 |
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| 樹種 |
檜 |
| 木取り |
板目 |
| 遺跡名 |
平城宮小子門地区
Heijō Palace (Chiisakobe Gate Sector)
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| 所在地 |
奈良県奈良市法華寺町 |
| 調査主体 |
奈良国立文化財研究所平城宮跡発掘調査部
Department of Heijō Palace Site Investigations, Nara National Research Institute for Cultural Properties
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| 発掘次数 |
39
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| 遺構番号 |
SD4999
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| 地区名 |
6ALSGR34
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| 内容分類 |
文書・習書
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| 国郡郷里 |
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| 人名 |
吾鳥 |
| 和暦 |
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| 西暦 |
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| 遺構の年代観 |
710-728 |
| 木簡説明 |
表第一字などに傷があり、また異体の文字が多い。表第一字は「如」の可能性もあるが、内容からみて「奴」か。第十字「郎」は原字「〓」であるが、郎の異体字に「〓」があり、また「郎子」(イラツコ、男を敬愛してよぶ語)の語もあるので「郎」と釈読した。第九字「〓」は後考を待つ。あるいは、偏「〓」が「弓」ならば、「方」に通ずるから、「施」か。内容は吾鳥等の郎子への啓状。「□〔奴ヵ〕吾鳥」の「奴」は謙語か。正倉院文書の啓状に、差出者が謙語の意味で自らの名前に「主奴」「末奴」「公奴」「下奴」「奴」などの語を冠する例がある(直木孝次郎「主奴について」『奈良時代史の諸問題』所収)。裏の下半に、淡墨の異筆の習書があり、一部重ね書きとなっている。 |
| DOI |
http://doi.org/10.24484/mokkanko.6ALSGR34000003
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