| URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/6AJHQR47000101 |
| 木簡番号 |
1679 |
| 本文 |
・○粟道宰熊鳥「□」・『封』○『印』 |
| 寸法(mm) |
縦 |
201 |
| 横 |
37 |
| 厚さ |
8 |
| 型式番号 |
031
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| 出典 |
藤原宮4-1679(木研15-24頁-3(2)・ 飛11-11下(7)) |
| 文字説明 |
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| 形状 |
表簡は上端折れ、下削り、左削り、右削り、右辺下半破損。裏簡は四周削り。内面はいずれも剥いだままで未調整。表簡厚さ5㎜、裏簡は厚さ4㎜。二片接続。 |
| 樹種 |
ヒノキ属△ |
| 木取り |
板目 |
| 遺跡名 |
藤原宮跡南面西門地区
Fujiwara Palace Site (Southern Side of the West Gate Sector)
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| 所在地 |
奈良県橿原市飛驒町 |
| 調査主体 |
奈良国立文化財研究所飛鳥藤原宮跡発掘調査部
Department of Asuka and Fujiwara Palace Sites Investigations, Nara National Research Institute for Cultural Properties
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| 発掘次数 |
藤原宮第69-4次
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| 遺構番号 |
SD502
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| 地区名 |
6AJHQR47
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| 内容分類 |
封緘
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| 国郡郷里 |
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| 人名 |
熊鳥 |
| 和暦 |
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| 西暦 |
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| 遺構の年代観 |
694-710 |
| 木簡説明 |
表簡は上端折れ、下端・左右両辺削り、右辺の下半を破損する。裏簡は四周削り。内面はいずれも剥いだままで未調整。表簡は厚さ五㎜、裏簡は厚さ四㎜。封緘木簡とみられる。表裏は決しがたいが、長屋王家木簡にみえる(表)「案麻郡司進上」(裏)「封○□〔印ヵ〕」(『平城京木簡』二―二二三七)などの例により、表裏を判断した。「粟道」は類似の表現として『万葉集』に「粟路」とみえ(巻三―二五一番歌)、淡路のこと。「宰」は国宰であろう。「粟道宰熊鳥」は、差出、充所のいずれとも解しうるが、藤原宮で廃棄されていることからすれば、差出とみるべきか。表簡外面下端に書かれた文字は一文字で、「進」「上」などの文字、あるいは「熊鳥」が姓である場合は名にあたり、自署かとも推測されるが判読できない。裏簡外面の上下両端近く左右に入れられた切り込みの位置に、「封」と「印」の各一文字を記すが、ともに、紐のあたり部分が白く抜けている。 |
| DOI |
http://doi.org/10.24484/mokkanko.6AJHQR47000101
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