URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/6ACCDP22000104 |
木簡番号 |
12593 |
本文 |
・□□○膳○部○所○申○年○分○器・○膳○【「□□□□〔従七位下ヵ〕□□□□〈〉」○「□□」】 |
寸法(mm) |
縦 |
(375) |
横 |
(16) |
厚さ |
7 |
型式番号 |
081
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出典 |
平城宮7-12593(木研26-239頁-(3)・城10-8上(49)) |
文字説明 |
裏面、異筆の下の二文字文は自署。位階に続く文字は「守佑」の可能性が高いが、残画から確定できない。 |
形状 |
上削り、下欠(折れ)、左削り、右欠(割れ)。 |
樹種 |
ヒノキ科♯ |
木取り |
板目 |
遺跡名 |
平城宮第一次大極殿院西辺佐紀池南岸
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所在地 |
奈良県奈良市佐紀町 |
調査主体 |
奈良国立文化財研究所平城宮跡発掘調査部
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発掘次数 |
92
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遺構番号 |
SG8190
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地区名 |
6ACCDP22
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内容分類 |
文書
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国郡郷里 |
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人名 |
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和暦 |
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西暦 |
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木簡説明 |
上端・左辺削り、下端折れ、右辺割れ。「従七位下」の位階を持つ官人の自署のある文書木簡を、天地逆に二次的に転用したものか。位階に続く文字は「守佑」の可能性が高いが、残画から確定できない。神亀五年(七二八)七月二十一日勅によると、膳部所は斎宮寮被管であり、「長官一人〈従六位官〉、判官一人〈正八位官〉、主典一人〈大初位官〉」が置かれた(狩野文庫本『類聚三代格』巻四所収)。また『延喜斎宮式』によると、膳部所は、酒部所・水部所とともに置かれた所で、斎王の食膳を担った(年料供物条)。養老五年(七二一)九月十一日、斎王井上女王が北池辺新造宮に遷り潔斎を始めており(「官曹事類」逸文、『政事要略』巻二十四所引)、この史料の引く「神祇記文」によると「膳部四人」が認められる。あるいはこれと関連する可能性がある。 |