URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/6ABRHE35000012 |
木簡番号 |
11417 |
本文 |
授刀所○小竹七十 |
寸法(mm) |
縦 |
127 |
横 |
18 |
厚さ |
4 |
型式番号 |
032
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出典 |
平城宮7-11417(木研23-173頁-(43)・城9-6上(27)) |
文字説明 |
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形状 |
上削り、下削り、左削り、右削り。切り込み部分に紐の痕跡が白く残る。 |
樹種 |
スギ?♯ |
木取り |
板目 |
遺跡名 |
平城宮第一次大極殿院地区・南門・東楼・南面築地回廊
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所在地 |
奈良県奈良市佐紀町 |
調査主体 |
奈良国立文化財研究所平城宮跡発掘調査部
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発掘次数 |
77
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遺構番号 |
SB7802柱抜取りニ6
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地区名 |
6ABRHE35
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内容分類 |
付札
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国郡郷里 |
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人名 |
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和暦 |
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西暦 |
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木簡説明 |
四周削り。切り込み部分に紐の痕跡が白く残る。「小竹」は、『延喜式』によれば祭祀具または竹製品の素材としてみえ(四時祭式上御贖条・中宮御贖条、隼人司式大嘗会竹器条・年料竹器条、主膳式年料条)、同書にはほかに「箆竹」もみえる(斎宮式造備雑物条)。六月・十二月晦日の御贖の小竹は、月の二十五日以前に弁官に申し、山城国をして採り進められ、織部司雑機用度料の箆竹は、毎年山城国から進められた(臨時祭式御贖小竹条、織部司式雑機用度料条)。「授刀所」は、SB七八〇二建物(東楼)出土の木簡が衛府と密接に関連していることからすれば、衛門府の下部組織、中衛府の前身官司である授刀舎人寮、天平宝字三年(七五九)十二月に設置された授刀衛(『続日本紀』同月甲午条)などとの関連が推測される。 |