URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/6ABRHE31000029 |
木簡番号 |
11414 |
本文 |
・←□〔国ヵ〕久米郡衛士養□□〔物銭ヵ〕六百文・〈〉 |
寸法(mm) |
縦 |
(153) |
横 |
19 |
厚さ |
4 |
型式番号 |
059
|
出典 |
平城宮7-11414(木研23-172頁-(23)・城9-7上(41)) |
文字説明 |
  |
形状 |
上二次的切断、下削り、左削り、右削り。 |
樹種 |
ヒノキ科♯ |
木取り |
板目 |
遺跡名 |
平城宮第一次大極殿院地区・南門・東楼・南面築地回廊
|
所在地 |
奈良県奈良市佐紀町 |
調査主体 |
奈良国立文化財研究所平城宮跡発掘調査部
|
発掘次数 |
77
|
遺構番号 |
SB7802柱抜取りニ4
|
地区名 |
6ABRHE31
|
内容分類 |
荷札
|
国郡郷里 |
(伯耆国久米郡)・(美作国久米郡)・(伊与国久米郡/伊予国久米郡) |
人名 |
  |
和暦 |
  |
西暦 |
  |
木簡説明 |
上端二次的切断、下端・左右両辺削り。「久米郡」は、『和名抄』では伊豫国、美作国、伯耆国にみえる。差発された衛士の養物銭六百文の貢進荷札。衛士・仕丁の養物制は、その資養のため出身地から物資を送る制度で、『令集解』によると養老二年(七一八)にはじまる(賦役令仕丁条所引養老二年四月二十八日格)。『延喜民部式』上によれば、正丁七人半の徭分稲を交易した軽貨もしくは舂米で送るとされた(養物条)。正倉院文書、木簡に散見する養物銭(養銭)は六百文である(正倉院文書続々修三―四〈『大日古』十五―二七〉、同十八―三〈『同』十五―一七〇〉、『平城宮木簡三』三〇七六、『平城宮木簡四』四六六二、『平城木簡概報』十五―二八頁上、『同』十九―二一頁下など)。 |