| URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/6ABREC55000102 |
| 木簡番号 |
11286 |
| 本文 |
・伊勢国安農郡阿□〔刀ヵ〕里阿斗部身・和銅三年正月 |
| 寸法(mm) |
縦 |
200 |
| 横 |
24 |
| 厚さ |
4 |
| 型式番号 |
051
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| 出典 |
 城42-15下(平城宮7-11286･木研25-9頁-(2)･城37-26上(222)) |
| 文字説明 |
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| 形状 |
上削り､下削り､左削り､右削り｡ |
| 樹種 |
ﾋﾉｷ科♯ |
| 木取り |
柾目 |
| 遺跡名 |
平城宮第一次大極殿院
Heijō Palace (Former Imperial Audience Hall)
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| 所在地 |
奈良県奈良市佐紀町 |
| 調査主体 |
奈良文化財研究所平城宮跡発掘調査部
Department of Heijō Palace Site Ivestigations, Nara National Research Institute for Cultural Properties
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| 発掘次数 |
337
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| 遺構番号 |
整地土
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| 地区名 |
6ABREC55
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| 内容分類 |
荷札
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| 国郡郷里 |
伊勢国安濃郡跡部郷〈伊勢国安農郡阿刀里〉 |
| 人名 |
阿斗部身 |
| 和暦 |
和銅3年1月 |
| 西暦 |
710(年), 1(月) |
| 遺構の年代観 |
700-720 |
| 木簡説明 |
四周削り｡｢伊勢国安農郡阿刀里｣は､『和名抄』の伊勢国安濃郡跡部郷にあたる｡白米の荷札か｡月は残画から｢三｣と判断したが､五の可能性も残る｡和銅三年（七一〇）三月は平城遷都が行われた月であり（『続日本紀』同月辛酉条）､この月の年紀をもつ荷札木簡が南面築地回廊の整地土から出土したことは､遷都当初の段階で､少なくとも第一次大極殿院南面築地回廊が未完成であったことを示す｡平城第三三七次調査区の東方､内裏西南隅外郭で行われた平城第九一次調査において､平城宮造営当初の整地土から和銅二年（七〇九）･同三年を中心とする一括資料が出土したこととともに､宮の中枢部分における造営状況が窺われる資料といえる（一一三〇六〜一一三〇八）｡なお､ＳＢ一八五〇〇建物（西楼）の柱抜取穴から出土した一一五二〇･一一五二一･一一五二四は､里表記を用いるなど古相を呈し､整地土に廃棄された木簡が柱抜き取る際などに混入した可能性を否定できない｡整地土および柱抜取穴に混入した可能性のある伊勢国安農郡の荷札は､このほかに二点認められる（一一二八七･一一五二〇）｡※保存処理後の再釈続により､年紀を｢和銅三年正月｣に訂正(『平城木簡概報42』15頁下)｡ |
| DOI |
http://doi.org/10.24484/mokkanko.6ABREC55000102
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