URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/6ABIAK51000222 |
木簡番号 |
12495 |
本文 |
・西大宮正月仏○御供養雑物買残銭・一貫五百六十文/油五升○正月十六日添石前/□□∥ |
寸法(mm) |
縦 |
166 |
横 |
20 |
厚さ |
6 |
型式番号 |
032
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出典 |
平城宮7-12495(木研5-14頁-2(8)・城16-10下(78)) |
文字説明 |
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形状 |
上削り、下削り、左削り、右削り。右辺は切り込みより下部を欠き、割り。 |
樹種 |
ヒノキ科♯ |
木取り |
板目 |
遺跡名 |
平城宮中央区朝堂院地区東部
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所在地 |
奈良県奈良市佐紀町 |
調査主体 |
奈良国立文化財研究所平城宮跡発掘調査部
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発掘次数 |
140
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遺構番号 |
SD10325
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地区名 |
6ABIAK51
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内容分類 |
付札
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国郡郷里 |
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人名 |
添石前 |
和暦 |
1月16日 |
西暦 |
1(月), 16(日) |
木簡説明 |
四周削り。右辺は切り込みより下部を欠き、割り。「西大宮」は、第一次大極殿院地区のⅡ期の宮殿群に比定される、いわゆる西宮。西宮で行われた正月仏事に関わる銭の付札。西宮の時代に行われた仏事として、神護景雲元年(七六七)八月の西宮寝殿に設けられた斎(『続日本紀』同月乙酉条)などが知られる。この木簡が、正月八日から七日間行われる正月御斎会に関わるとする理解もあるが、平安時代の御斎会は一貫して大極殿儀であり、その法会の場は奈良時代以来の伝統であると推測されることから、天皇御在所である西宮の正月仏事を御斎会とするには、問題が残る。 |