URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/6ABEGP41000012 |
木簡番号 |
11295 |
本文 |
・五十上御本一芸□□原列一□…芸□□列一芸○□□列・○右芸数六芸○…○ |
寸法(mm) |
縦 |
(230+175) |
横 |
18 |
厚さ |
3 |
型式番号 |
019
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出典 |
平城宮7-11295(城10-4下(2)・城10-4下(3)) |
文字説明 |
「芸」はすべて、異体字「秇」。 |
形状 |
上削り、下切断ヵ、左削り、右削り、二片接続、中欠。 |
樹種 |
ヒノキ△ |
木取り |
板目 |
遺跡名 |
平城宮内裏西南隅外郭
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所在地 |
奈良県奈良市佐紀町 |
調査主体 |
奈良国立文化財研究所平城宮跡発掘調査部
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発掘次数 |
91
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遺構番号 |
整地土下層黒色粘質土層
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地区名 |
6ABEGP41
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内容分類 |
文書
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国郡郷里 |
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人名 |
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和暦 |
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西暦 |
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木簡説明 |
上端・左右両辺削り、下端切断か。同一簡の断片であるが、直接接続しない。「五十上」は、五十人単位の集団の統率者の意で、「列」は集団の単位。人名+列でその人物が統率する集団を示す。「秇」は藝の古字であるが文意が通じない。平城宮跡東南隅のSD四一〇〇溝(平城第三二次補足調査)から出土した木簡に「秇(〓)原(東人)」がみえるが(『平城宮木簡六』九〇五八・九〇五九・九〇六八・一一一一九)、藝原姓はその事例がないことから「瓶」と判断している。「瓶」とするならば、五十人を統率する某へ(「御本」は尊敬語のおんもとか)瓶一つ、□□原の統率する集団へ瓶一つ…となり、合計六つの瓶を割り当てた時の文書木簡の断片であろうか。 |