| URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/6AAOGJ34000090 |
| 木簡番号 |
2080 |
| 本文 |
・播磨国佐用郡調銭一□〔貫ヵ〕・○天平元年 |
| 寸法(mm) |
縦 |
111 |
| 横 |
(9) |
| 厚さ |
4 |
| 型式番号 |
032
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| 出典 |
木研2-69頁-(14)( 平城宮2-2080・城3-13上(230)) |
| 文字説明 |
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| 形状 |
左欠。 |
| 樹種 |
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| 木取り |
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| 遺跡名 |
平城宮内裏北方官衙地区
Heijō Palace (Royal Residence, Northern Government Office Sector)
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| 所在地 |
奈良県奈良市佐紀町 |
| 調査主体 |
奈良国立文化財研究所
Nara National Research Institute for Cultural Properties
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| 発掘次数 |
20
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| 遺構番号 |
SK2102
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| 地区名 |
6AAOGJ34
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| 内容分類 |
荷札
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| 国郡郷里 |
播磨国佐用郡 |
| 人名 |
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| 和暦 |
天平1年 |
| 西暦 |
729(年) |
| 遺構の年代観 |
710-729 |
| 木簡説明 |
左欠。調銭の荷札。調の銭納は和銅五年一二月に始められた。貢納地域は初め京と畿内諸国であったらしく、のち養老六年九月に畿内周辺国に拡大されている(続日本紀)。このほか特例的に行なわれていた地域もあるが、九世紀にはほぼ京・畿内諸国に限られていたようである。播磨と越前(二〇七九)は養老六年の貢納国の中に入っているが、これら養老六年に定められた諸国が、いつまで調銭を貢納したか他に徴すべき史料がないので、その意味で、これら二点の木簡は貴重である。またこれらの木簡から、調銭が郡単位にまとめて貢納されていたことが知られる。これらの木簡は、郡が一括貢納する際一貫ごとの調銭に付した荷札であろう。調銭の負担額は時代によって異なるが、神亀三年の山背国の例が正丁一人九文であるから(神亀三年山背国愛宕郡計帳、大日本古文書一-三三三~三八〇)、畿外の播磨の場合は京畿内の二倍、すなわち一八文となり、これによれば大野郡の一貫は正丁五五人余分に当る。 |
| DOI |
http://doi.org/10.24484/mokkanko.6AAOGJ34000090
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