木簡庫　奈良文化財研究所:詳細

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調査主体が奈良文化財研究所（奈良国立文化財研究所含む）であれば、どなたでも複製、公衆送信、翻訳・変形等の翻案等、自由に利用できます。
商用利用も可能です。申請不要です。詳細は利用条件をご確認ください。
高解像度画像がColbaseに掲載されている場合がありますので、Colbase（https://colbase.nich.go.jp/?locale=ja）でもご確認ください。

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■詳細

URL		https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/6AAIND51000130
木簡番号		3543
本文		・【｛□＼魚二連＼串＼□〔奠ヵ〕｝】（表１）・○有有有得○□〔宿ヵ〕奈□□□〔麻呂宣ヵ〕＼○勿争○留作＼□○□〔有ヵ〕○有○道道○□〔道ヵ〕○□〔道ヵ〕○□○道道□□事＼○「奥嶋」（表２）・○阿刀奥嶋衣＼○前部綱万呂衣（裏１）・□○麻呂越○麻呂猪事猪□〔猪ヵ〕＼○奈奈奈国奈奈走走□〈〉前〈〉（裏２）
寸法(mm)	縦	(399)
	横	36
	厚さ	3
型式番号		019
出典		平城宮3-3543
文字説明
形状		裏の上部は折りとられたため剥離する｡
樹種		檜
木取り		板目
遺跡名		平城宮宮域東南隅地区･二条大路
所在地		奈良県奈良市二条大路南二丁目(旧北新町)
調査主体		奈良国立文化財研究所平城宮跡発掘調査部
発掘次数		32
遺構番号		SD3410;SD1250
地区名		6AAIND51
内容分類		文書･習書
国郡郷里
人名		(宿)奈(麻呂)･阿刀奥嶋･前部綱万呂･麻呂
和暦
西暦
木簡説明		裏の上部は折りとられたため剥離する｡表裏とも文書様の記載（１）と習書（２）が重ね書きされている｡また（２）の中にも濃墨と淡墨の筆蹟があり､重ね書きになっている部分もある｡例えば､表の｢奥嶋｣は｢道｣の上に重ね書きされ､裏では第一行目は淡墨､第二行目は濃墨で､その下には釈読できないが､墨痕がみえる｡習書（２）は（１）の記載と内容的に関係があり､また同筆である｡例えば表（２）の｢奥嶋｣は裏（１）の｢阿刀奥嶋｣と､裏（２）の｢前｣は裏（１）の｢前部｣の文字と酷似する｡前部綱万呂は三五一一にもみえる｡

■研究文献情報

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研究文献