| URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/6AAICJ67000267 |
| 木簡番号 |
8519 |
| 本文 |
・○「□○□○□〔養ヵ〕」○「神亀五年麻□」\諸〈〉考別□〔記ヵ〕○「諸国郡□□等」神亀□〔五ヵ〕年・【三番/伊□∥】○「□〔嶋ヵ〕□」(【三番/伊□∥】に「□〔諾ヵ〕楽万□〔呂ヵ〕」を重書) |
| 寸法(mm) |
縦 |
333 |
| 横 |
31 |
| 厚さ |
17 |
| 型式番号 |
015
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| 出典 |
平城宮6-8519( 城4-15上(278)) |
| 文字説明 |
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| 形状 |
上削りヵ、下削りヵ、左削りヵ、右削りヵ。上端5.5㎝の位置の側面に径5㎜の穿孔あり。 |
| 樹種 |
檜 |
| 木取り |
柾目 |
| 遺跡名 |
平城宮宮域東南隅地区
Heijō Palace (Palace Precincts, Southeast Corner Sector)
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| 所在地 |
奈良県奈良市佐紀町 |
| 調査主体 |
奈良国立文化財研究所平城宮跡発掘調査部
Department of Heijō Palace Site Investigations, Nara National Research Institute for Cultural Properties
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| 発掘次数 |
32補
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| 遺構番号 |
SD4100
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| 地区名 |
6AAICJ67
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| 内容分類 |
文書・習書
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| 国郡郷里 |
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| 人名 |
(諾)楽万(呂) |
| 和暦 |
神亀5年 |
| 西暦 |
728(年) |
| 遺構の年代観 |
710-730 |
| 木簡説明 |
四周削りか。但し腐蝕が著しい。上端から五・五cmの位置の側面に径五mmの孔が穿たれている。考別記は、式部省に集められた諸司の考文・選文に基づいて、考目録・選目録・選別記とともに作成される紙の文書(『延喜式部式』考問条)。楷好な書体であることや、裏面に「三番」とあることからみて、式部省で十番に分かって行われた考課の事務処理過程において、木簡による考別記が〇一五型式の木簡を用いて番ごとに作成され、その見出しとして利用されたのがこの木簡と考えられる。五ヵ所の異筆部分はそれぞれ別筆の習書で、「神亀五年」など本来の記載に基づくものが見られることからみて、「諸国郡□□等」に関する考別記の表題であった可能性がある。 |
| DOI |
http://doi.org/10.24484/mokkanko.6AAICJ67000267
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