| URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/6AACHN27000026 |
| 木簡番号 |
2121 |
| 本文 |
・□辛苦之間人夫持少々粮皆食\「伍〈〉□○□」○□苦□〔注ヵ〕状\伍斛伍斗如数進所・「強強盗」〈〉○□\麦廿半/見十六半/○二/未成四半∥○「盗盗盗盗」 |
| 寸法(mm) |
縦 |
(140) |
| 横 |
(30) |
| 厚さ |
4 |
| 型式番号 |
081
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| 出典 |
◎ 平城宮2-2121(城3-3下(9)) |
| 文字説明 |
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| 形状 |
上欠、下欠、左欠、右欠。表面は右端へかけて薄く削られている。 |
| 樹種 |
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| 木取り |
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| 遺跡名 |
平城宮内裏東方官衙地区
Heijō Palace (Royal Residence, Eastern Government Office Sector)
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| 所在地 |
奈良県奈良市佐紀町 |
| 調査主体 |
奈良国立文化財研究所
Nara National Research Institute for Cultural Properties
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| 発掘次数 |
21
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| 遺構番号 |
SD2700
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| 地区名 |
6AACHN27
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| 内容分類 |
文書・習書
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| 国郡郷里 |
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| 人名 |
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| 和暦 |
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| 西暦 |
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| 遺構の年代観 |
729-782 |
| 木簡説明 |
四周は原形をとどめない。表面は右端へかけて薄く削られている。麦の数量を記した部分が本来のもので、その後表裏に習書が加えられている。裏面の「強盗」は律にも見える罪名。表面の「辛苦之間云々」は、徴発された人夫がその粮を食べつくしたことを述べているとみられる。諸国の役夫・運脚が粮食の欠乏に苦しんだことは『続日本紀』にもみえる(和銅五・一〇・乙丑など)。「伍斛伍斗云々」も同筆であるが、内容上つながりがあるかどうかは不明。なお、この木簡は出土層位よりすると天平勝宝~天平宝字年間頃のものと考えらえる。 |
| DOI |
http://doi.org/10.24484/mokkanko.6AACHN27000026
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