URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/5BASNK35000102 |
木簡番号 |
214 |
本文 |
軽銀卅半秤(「卅半」に「※」を重書) |
寸法(mm) |
縦 |
94 |
横 |
17 |
厚さ |
3 |
型式番号 |
032
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出典 |
飛鳥藤原京1-214(木研21-19頁-(21)・飛13-15下(65)) |
文字説明 |
重書の「※」は両句を仕切るものであろうか。少なくとも数字の「一」ではなかろう。 |
形状 |
上削り、下削り、左削り、右削り、上端表面面取りする。下端やや丸みを帯びる。 |
樹種 |
ヒノキ科# |
木取り |
柾目 |
遺跡名 |
飛鳥池遺跡北地区
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所在地 |
奈良県高市郡明日香村大字飛鳥 |
調査主体 |
奈良国立文化財研究所飛鳥藤原宮跡発掘調査部
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発掘次数 |
飛鳥藤原第84次
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遺構番号 |
SD1130
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地区名 |
5BASNK35
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内容分類 |
付札
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国郡郷里 |
(大和国高市郡〈軽市〉) |
人名 |
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和暦 |
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西暦 |
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木簡説明 |
四周削り。上端は表側を面取りする。下端はやや丸みを帯びる。上部左右に切り込みをもち、右側は三角形。「軽」は地名で、下ツ道と阿倍山田道の交差する衢にあたる。「日本書紀』天武十年(六八一)十月是月条には「軽市」がみえる。「卅半秤」は一続きの数量であるのか、「卅川」と「半秤」に分かれるのか不詳。「一」は左辺から右辺にかけて、やや太めの筆で斜め方向に木簡の幅一杯に記されている。「卅」と「半秤」の間に記されていることから、両句を仕切るものであるうか。少なくとも数字の「一」ではなかろう。 |