| URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/5AWHHI15000102 |
| 木簡番号 |
1479 |
| 本文 |
・画工司解今加画師十人分布七端／□□四両／由布三束∥并三品・受志太連五百瀬／○佐伯門／「中務省□〔移ヵ〕出」∥今持退人使部和尓積木万呂 |
| 寸法(mm) |
縦 |
295 |
| 横 |
29 |
| 厚さ |
5 |
| 型式番号 |
011
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| 出典 |
飛鳥藤原京2-1479(木研25-23頁-(14)･ 飛16-9上(13)) |
| 文字説明 |
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| 形状 |
上削り､下削り､左削り､右削り｡ |
| 樹種 |
檜 |
| 木取り |
板目 |
| 遺跡名 |
藤原京左京七条一坊西南坪
Fujiwara Capital (Left Capital, Seventh Row, First Ward, Southwest Block)
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| 所在地 |
奈良県橿原市上飛騨町 |
| 調査主体 |
奈良文化財研究所飛鳥藤原宮跡発掘調査部
Department of Asuka and Fujiwara Palace Sites Investigations, Nara National Research Institute for Cultural Properties
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| 発掘次数 |
飛鳥藤原第115次
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| 遺構番号 |
SX501
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| 地区名 |
5AWHHI15
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| 内容分類 |
文書
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| 国郡郷里 |
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| 人名 |
志太連五百瀬･和尓積木万呂 |
| 和暦 |
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| 西暦 |
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| 遺構の年代観 |
694-710 |
| 木簡説明 |
四周削り｡門牓木簡としては唯一､二次的加工を一切受けていない｡職員令10画工司条によれば｢画師｣の定員は四名であり､本木簡に｢今加｣の文字が冠せられているのは､増員されたことを示している｡裏側には､本木簡の伝達および物資の搬出に関わって､｢受｣｢今持退人｣として二人の名前があがり､他の門牓木簡が一名のみ記されているのと異なる｡｢今持退人｣は､｢今｣に対比される｢本（もと）｣の運搬者を想起させ､それは｢受｣人の志太連五百瀬とみられる｡門牓木簡は､ⅰ中務省へ判を得にいく段階､ⅱ物資とともに宮城門へいたる段階､の二つを経る｡通常であればⅰ･ⅱは同じ人間が担当したが､本木簡の場合は途中で変更したのであろう｡その場合､｢今持退人使部和尓積木万呂｣は追記されたことになるが､現状では同筆･別筆の判断は難しい｡｢和尓積木万邑｣は｢和尓/積木万目｣ではなく､｢和尓積/木万呂｣と切るべきであろう｡｢和尓積｣氏は『日本書紀』天武五年(六七六)四月辛丑条に｢鰐積｣氏としてみえ､｢倭国添下郡｣の人とある｡｢中務省移出｣の｢移｣は､衛門府･門司に対するものである｡ |
| DOI |
http://doi.org/10.24484/mokkanko.5AWHHI15000102
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