URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/5AWHHI15000101 |
木簡番号 |
1476 |
本文 |
・皇太妃宮職解□・門/□□□□□〔持人秦万呂ヵ〕/○「中務省出」∥○太寶→ |
寸法(mm) |
縦 |
(174) |
横 |
(29) |
厚さ |
4 |
型式番号 |
011
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出典 |
飛鳥藤原京2-1476(木研25-23頁-(12)・飛16-8下(10)) |
文字説明 |
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形状 |
上削り、下二次的切断の上表側を中心に削る。左二次的削り、右二次的削り。 |
樹種 |
檜 |
木取り |
柾目 |
遺跡名 |
藤原京左京七条一坊西南坪
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所在地 |
奈良県橿原市上飛騨町 |
調査主体 |
奈良文化財研究所飛鳥藤原宮跡発掘調査部
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発掘次数 |
飛鳥藤原第115次
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遺構番号 |
SX501
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地区名 |
5AWHHI15
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内容分類 |
文書
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国郡郷里 |
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人名 |
皇太妃〈阿閇皇女〉・(秦万呂) |
和暦 |
(大宝*年) |
西暦 |
(*)(年) |
木簡説明 |
一四九六号までは門牓木簡とみられるもの。上端削り。左右両辺は二次的削り。下端は二次的切断の上、表側を中心に削る。墨色は、裏側の「中務省出」は濃いが、それ以外は淡い。木簡当初の記載は「皇太妃宮職解」以下で、やや肉太の大きな文字で記すが、裏側にいたると、左側に十分な余白を設けて、やや細字の小さな文字で右寄せに記し、「太寶」以下は再度中央に大きく文字を記す。「皇太妃」は文武天皇の母、草壁皇子の妃である阿閇皇女(後の元明天皇)。別筆の「中務省出」は、皇太妃宮職解を受け取った中務省による判である。この判が書き加えられることを予測して、上述のように裏側の左上に余白が設定されたのである。 |