URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/5AWHAF80000101 |
木簡番号 |
3394 |
本文 |
□□□□□充□二斗米二斗\□倭部稲手養物米三斗干秦一古□〔糯ヵ〕→ |
寸法(mm) |
縦 |
(191) |
横 |
(23) |
厚さ |
3 |
型式番号 |
081
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出典 |
飛鳥藤原京2-3394(木研25-27頁-(62)・飛16-19下(128)) |
文字説明 |
三字目は「長偏」、四字目は「矢偏」。二字目は「部」の可能性あり。 |
形状 |
左削り、上欠(折れ)、右欠(割れ)、下二次的切断(表側から刃を入れる)。 |
樹種 |
檜 |
木取り |
板目 |
遺跡名 |
藤原京左京七条一坊西南坪
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所在地 |
奈良県橿原市上飛騨町 |
調査主体 |
奈良文化財研究所飛鳥藤原宮跡発掘調査部
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発掘次数 |
飛鳥藤原第115次
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遺構番号 |
SK503
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地区名 |
5AWHAF80
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内容分類 |
文書
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国郡郷里 |
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人名 |
□倭部稲手 |
和暦 |
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西暦 |
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木簡説明 |
左辺削り、上端折れ、右辺割れ。下端は表側から刃を入れて二次的に切断する。右行の上六文字分は右半分を欠く。三文字目は長偏、四文字目は矢偏。二文字目は「了」の可能性があり、右行の上半部には人名が書かれていたと考えられる。六文字目に「充」とあり、八文字目以下に物品とその数量があがることから(七文字目は文字ではなく、六文字目から八文字目に向かった際に付けられた線の可能性がある)、物品支給に関わる記録簡と考えられる。よく似た書式をとる左行には「養物」とみえることから、人名は左右ともに仕丁ないし衛士であった可能性が高い。「干秦」は干した鰭(はた)(魚のヒレ)のことか。単位「古」は「籠」に同じ。 |