URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/5AKAWM24000064 |
木簡番号 |
64 |
本文 |
大伯皇子宮物○大伴□…□品并五十□ |
寸法(mm) |
縦 |
(145+85) |
横 |
18 |
厚さ |
4 |
型式番号 |
011
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出典 |
飛鳥藤原京1-64(飛11-13上(22)・木研14-30頁-(2)) |
文字説明 |
「品」の上の文字は「一」・「二」・「三」のいずれかであろう。最後の文字は「一」を「四」に訂正した可能性あり。 |
形状 |
三片接続、中欠。上削り、下削り、右削り。 |
樹種 |
ヒノキ科# |
木取り |
板目 |
遺跡名 |
飛鳥池遺跡南地区
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所在地 |
奈良県高市郡明日香村大字飛鳥 |
調査主体 |
奈良国立文化財研究所飛鳥藤原宮跡発掘調査部・明日香村教育委員会
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発掘次数 |
飛鳥寺1991-1次
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遺構番号 |
SX1222粗炭層
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地区名 |
5AKAWM24
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内容分類 |
文書
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国郡郷里 |
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人名 |
大伯皇子・大伴 |
和暦 |
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西暦 |
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木簡説明 |
上下三片からなるが、第二片と第三片は中間欠により直接接続しない。短冊形に復元でき、上下両端・右辺削り。左辺は第二片以外削り。「大伯皇子」は大伯(大来)皇女。天武天皇の娘で、大津皇子の同母姉。「皇子」表記は、天皇の子女が男女を問わず「ミコ」と呼ばれたことによる。「品」の上は残画から数字の「一」「二」「三」のいずれかであろう。最下字は「一」と「四」を重ね書きしたような字形で、「一」を「四」に訂正した可能性がある。大伯皇女は天武三年(六七四)から朱烏元年(六八六)まで伊勢国に斎王として赴いており、本木簡の時期は大伯皇女が帰京した持続朝の可能性がある。 |