URL |
https://mokkanko.nabunken.go.jp/ja/5AKAWL24000120 |
木簡番号 |
120 |
本文 |
・○金/金/【金】・【□○/□□/○□∥\□/○□□/鳥□金∥】 |
寸法(mm) |
縦 |
69 |
横 |
45 |
厚さ |
29 |
型式番号 |
065
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出典 |
飛鳥藤原京1-120 |
文字説明 |
裏面下端に横方向の墨線二本、縦方向の墨線五本あり。 |
形状 |
上削り、下削り、左削り、右削り。表面上端から8㎜の位置に方形枘穴がある。 |
樹種 |
ヒノキ科# |
木取り |
平角材(板目) |
遺跡名 |
飛鳥池遺跡南地区
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所在地 |
奈良県高市郡明日香村大字飛鳥 |
調査主体 |
奈良国立文化財研究所飛鳥藤原宮跡発掘調査部・明日香村教育委員会
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発掘次数 |
飛鳥寺1991-1次
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遺構番号 |
SX1222粗炭層
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地区名 |
5AKAWL24
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内容分類 |
習書
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国郡郷里 |
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人名 |
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和暦 |
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西暦 |
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木簡説明 |
方形枘穴のある部材。四周削り。枘穴は表面の上端から八㎜の位置にあり、横一九㎜・縦一五㎜で、深さ一二㎜。表面の右端二~五㎜は厚さ六㎜分削り取る。裏面は上部が三角形状に欠損する。下端にあたる面には横方向の墨線が二本、縦方向の墨線が五本ある。横線は上(木簡の表面)から七㎜、二〇㎜の位置にある。二〇㎜の位置にある横線は左から二本目の縦線より右側に引かれている。縦線は左側面から七㎜、一五㎜、二二㎜、三一㎜、三七㎜の位置にあり、ほほ等間隔である。これらの横線は加工用のアタリとして引かれたものか。表裏ともに習書で、裏面はすべて天地逆方向に文字が書かれる。「金」字は注目されるが、習書という性格上、飛鳥池工房における金製品の生産と結びつけるには慎重であるべきであろう。 |