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■Detailed Information

URL		https://mokkanko.nabunken.go.jp/en/MK045100000001
Tablet Number		0
Text		・加呂古二矢波須〇長比古一三古□〔郎ヵ〕＼赤母知二支□□〇加真女三支□・「(別筆)長王□□□〔六ヵ〕大道□｣
Wooden Tablet Size (mm)	Length	163
	Width	42
	Thickness	8
Type No		011
Bibliographic Reference(s)		木研45-100頁-(1)
Notes on Characters
Shape and Condition
Tree Species		(ｽｷﾞか)
Grain Direction		柾目
Site Name		矢田遺跡
Location		石川県七尾市万行町・矢田町
Investigating party		(公財）石川県埋蔵文化財センター
Excavation No.		第1次
Feature No.		A区自然流路
Excavation precinct		MK045100
Tablet Type
Ancient Province
Personal Name
Japanese Era Name
Date
Feature Chronology
Notes on the Tablet		完形。針葉樹（スギか）、柾目。表裏面に墨書あり、筆致から別筆と考える。表面は二行二段に、細かな行書で墨書。左行「二支」と「三支」の下に続く文字はいずれも「那」または「郎」か。「稲の品種名＋数字＋稲の品種名」をセットに記す。品種名には粳・糯の両者が見え、既知（木簡や近世農書等に記載があるもの）・初見のもの計八品種を記す。これまでに出土している稲の品種を記した種子札木簡とは形状・内容とも異なり、多品種を記すことから「稲の種子名列記木簡」と呼称したい。その性格は明らかでないが、複数の品種をコントロールして作付け等管理を行っていたことがうかがえ、遺跡の性格を考える大きな材料である。裏面は一行で大ぶりな字を記し、全体的に次が判読しにくい。一文字目「長」を「象」と読み、仏教関係の文字列と解する指摘もあり、検討していきたい。
DOI