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■Detailed Information

URL		https://mokkanko.nabunken.go.jp/en/MK045072000002
Tablet Number		0
Text		・←(祢)津数馬様＼〇恩田木工＼←(鎌)原兵庫様・暮時出＼祢津数馬＼昼時着＼〇二箱之内
Wooden Tablet Size (mm)	Length	85
	Width	69
	Thickness	3
Type No		011
Bibliographic Reference(s)		木研45-72頁-(2)
Notes on Characters
Shape and Condition		四隅7か所木釘穴
Tree Species		(ﾏﾂ科ﾓﾐ属）
Grain Direction
Site Name		松代城下町跡
Location		長野市松代町松代字伊勢町
Investigating party		長野市埋蔵文化財センター
Excavation No.
Feature No.		SK03(土坑）
Excavation precinct		MK045072
Tablet Type
Ancient Province
Personal Name		恩田木工・(鎌)原兵庫・祢津数馬
Japanese Era Name
Date
Feature Chronology
Notes on the Tablet		四隅七か所木釘穴。マツ科モミ属。木簡両面に墨書があるが、使用の前後関係は不明で、以下の表裏の表現は便宜上のものである。表面は中央に恩田木工、右に祢津数馬、左に鎌原兵庫の名前が記される。中央の恩田木工に敬称がなく、発給者と推測することが可能である。裏面は中央に祢津数馬の名が記され、右に「暮時出」、左に「昼時着　二箱之内」と記される。記載された恩田木工は、松代藩で家老として著名な恩田木工民親（おんだもくたみちか）が該当する。恩田木工は延享三年（一七四六）一一月一五日に家老に任命され、同月一九日から木工と改名している。宝暦一二年（一七六二）に没するまで、藩の財政改革に努めた。祢津数馬は史料上の初出は元文五年（一七四〇）一二月二二日に家老に任命されたもので、安永八年（一七七九）五月九日に祢津右膳に家督を譲り隠居となっている。鎌原兵庫は、同名が三名いるが、元文三年（一七三八）八月一三日に藩主に初御目見えし、宝暦六年（一七五六）一二月一九日に死去したものが該当する。木簡に記載された三人の経歴から、本木簡が使用された時期は延享三年一一月から宝暦六年一二月までと考えられる。
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