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■Detailed Information

URL		https://mokkanko.nabunken.go.jp/en/MK045063000001
Tablet Number		0
Text		γ
Wooden Tablet Size (mm)	Length
	Width	径（95）
	Thickness	厚さ2.5
Type No		061
Bibliographic Reference(s)		木研45-63頁-(1)
Notes on Characters
Shape and Condition		円盤の周縁部3/4欠。周縁部に穿孔あり。
Tree Species
Grain Direction
Site Name		尾上出戸遺跡
Location		千葉県印旛郡酒々井町尾上
Investigating party
Excavation No.
Feature No.
Excavation precinct		MK045063
Tablet Type
Ancient Province
Personal Name
Japanese Era Name
Date
Feature Chronology
Notes on the Tablet		円盤の周縁部四分の三が腐食により欠損。円盤の周縁部近くに用途不明の穿孔一カ所。片方の面のみ呪符と思われる墨書があり、墨書のある面には、和鏡のものと推測される緑青と、刀子のものと推測される鉄さびが付着しており、鏡や刀子に接して埋納されていたものと考えられる。緑青の痕は筋状に円弧を描いており、和鏡の鏡背面が円盤の墨書のある面に接していたと推測される。墨書のない面は、中心部がわずかに凹状にへこんでいる。呪符円盤は、一六世紀代と考えられる常滑産小形広口壺の中に、和鏡と刀子とともに納められており、戦国時代の所産と推測される。墨書は、円盤の周縁に沿って外円が書かれ、ほぼ同心円で中央にも内円を描き、内円のなかに「天」の文字と「ア」と思われる梵字を一本の線でつなげて書いている。「天」に対して「ア」は天地が逆に書かれている。外円の内側には、下部に「Ｔ」の形をした墨書が五つ並び、その下にそれぞれ「天」の文字がつく。左右は欠損部分もあるがおそらく同じものが書かれていると推測され、□の中に縦三の算木の各下部に「天」の文字が、その下に「尸鬼」の符が書かれている。□の上にも墨書があるが判別できない。上部には「天」と思われる文字の一部が五つ残っており、おそらく下部と同じものが書かれていたと推測される。
DOI