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■Detailed Information

URL		https://mokkanko.nabunken.go.jp/en/MK021071000001
Tablet Number		0
Text		□長□〔田ヵ〕首床万呂之可承示日
Wooden Tablet Size (mm)	Length	(352)
	Width	39
	Thickness	4
Type No		081
Bibliographic Reference(s)		但馬集成3頁-(7),木研21-71頁-(1)
Notes on Characters
Shape and Condition		上欠(折れ）、下欠(折れ）、左削り、右削り。
Tree Species		△
Grain Direction		板目
Site Name		加都遺跡Ⅱ
Location		兵庫県朝来郡和田山町加都･市御堂
Investigating party		兵庫県教育委員会
Excavation No.
Feature No.
Excavation precinct		新水北地区
Tablet Type		文書
Ancient Province
Personal Name		長(田)首床万呂
Japanese Era Name
Date
Feature Chronology
Notes on the Tablet		上端折れ、下端折れ、左右両辺削り。スギ＊・板目。文書木簡の断片。本木簡「長田首床万呂」の長田首氏は不詳。『新撰姓氏録』未定雑姓河内国に長田使主、逸文に長田村主がみえる。長田と音通する他田を同氏とみるならば、『新撰姓氏録』和泉国皇別に他田がみえ、複姓では右京皇別上に他田広瀬朝臣がみえる。他田（長田）のウジナをもつ者は、『続日本紀』によると、養老元年（717）８月、安倍他田臣を賜姓された他田臣万呂（同月庚午条）、和銅５年（712）11月、阿倍朝臣を賜姓された長田朝臣太麻呂・長田朝臣多祁留が知られる（同月乙酉条）。他田は、敏達天皇の他田（訳語田）宮（『古事記』敏達天皇段、『日本書紀』敏達天皇４年是歳条）、もしくは、敏達天皇の名代他田部の伴造氏族であったことに由来するとみられ、佐伯有清は後者の可能性が高いとみている（佐伯『新撰姓氏録の研究 考證篇第二』吉川弘文館、1982年。487～489頁）。なお、高山寺本『和名抄』によると、大東急記念文庫本『和名抄』の浅間郷の位置に「長田郷」がみえることから、地名にもとづく氏族名とも推測される。
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