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■Detailed Information

URL		https://mokkanko.nabunken.go.jp/en/MK019061000013
Tablet Number		0
Text		今日難物忌
Wooden Tablet Size (mm)	Length	(176)
	Width	32
	Thickness	5
Type No		019
Bibliographic Reference(s)		但馬集成10頁-(41),木研19-61頁-(13)
Notes on Characters
Shape and Condition		上削り、下欠（折れ）、左削り、右削り。
Tree Species
Grain Direction
Site Name		袴狭遺跡
Location		兵庫県出石郡出石町袴狭字内田
Investigating party		出石町教育委員会
Excavation No.		6・7
Feature No.
Excavation precinct		内田地区
Tablet Type		物忌札
Ancient Province
Personal Name
Japanese Era Name
Date
Feature Chronology
Notes on the Tablet		上端・左右両辺削り、下端折れ。上端は圭頭に加工しており他の物忌札の形状と類似する。物忌には軽重があるが、『御堂関白記』寛弘２年（1005）正月11日条裏書などにより、重い物忌と固い物忌は同義とされる（鈴木一馨「物忌の軽重について」渡辺直彦編『古代史論叢』続群書類従完成会、1994年）。「難物忌」は、他の物忌札の例に照らして、「固」と意を通じるかといい（本郷真紹「物忌札・蘇民将来札」『日本古代木簡集成』木簡学会、2003年）、「固物忌」（固く物忌するの意）の事例は、平安京左京六条一坊八町出土木簡（『木簡研究』８-25頁(1)）、石川県漆町遺跡C地区出土木簡（『木簡研究』４-69頁）などにみえる。「物忌」は木簡56(但馬集成11頁-56) にもみえる。これらの物忌札は、長岡京左京三条三坊一町の三条条間北小路北側溝から出土した（左京第428次調査）、「今日物忌　此所不有預人而他人輒不得出入」と記された長岡京期の物忌札（『木簡研究』22-37 頁3(1)）に次ぐ時期のものである。
DOI