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■Detailed Information

URL		https://mokkanko.nabunken.go.jp/en/6AJFKQ33000100
Accession Number		523
Text		陶官召人
Wooden Tablet Size (mm)	Height	(127)
	Width	32
	Thickness	3
Form no		019
Bibliographic Reference(s)		藤原宮2-523(飛3-5下(34))
Variant Character
Wooden Tablet Shapes		下欠(折れ)｡
Tree Species		ﾋﾉｷ科♯
Grain Direction		板目
Site Name		藤原宮跡大極殿院北方
Location		奈良県橿原市醍醐町
Investigating party		奈良国立文化財研究所飛鳥藤原宮跡発掘調査部
Excavation No.		藤原宮第20次
Feature No.		SD1901A
Excavation precinct		6AJFKQ33
Tablet Type		文書
Ancient Province
Personal Name
Japanese Era Name
Western Calendar
Explanation for this Item		下端折れ｡陶官が人を召喚した文書の冒頭部分にあたる｡陶官は『令義解』にみえる養老令官制の宮内省管下の筥陶司の前身となるものであろう｡大宝令施行期間中に筥陶司が存在したことは天平一七年（七四五）の筥陶司解(『大日本古文書』二-四〇八)の存在から確認できる｡したがって､陶官という官名は飛鳥浄御原令制下にあったものと思われるが､さらにこの海から出土した他の木簡の例からみて浄御原令施行以前にも存在していた可能性がある(総説参照）｡官司名+召という書きだしをもつ召喚文は藤原宮木簡四九五､平城宮木簡五四･二〇九四などにもみえるが､この木簡の例などからみて､かなり古くから行われたものらしい｡