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■Detailed Information

URL		https://mokkanko.nabunken.go.jp/en/6AJBQC40000120
Accession Number		786
Text		御史官→
Wooden Tablet Size (mm)	Height
	Width
	Thickness
Form no		091
Bibliographic Reference(s)		藤原宮2-786(木研1-15頁-(7)･飛4-8上(47))
Variant Character
Wooden Tablet Shapes		上原形｡
Tree Species		檜
Grain Direction		柾目
Site Name		藤原宮跡東方官衙北地区
Location		奈良県橿原市高殿町
Investigating party		奈良国立文化財研究所飛鳥藤原宮跡発掘調査部
Excavation No.		藤原宮第24次
Feature No.		SD2300
Excavation precinct		6AJBQC40
Tablet Type
Ancient Province
Personal Name
Japanese Era Name
Western Calendar
Explanation for this Item		上端は切断面で､木簡本来の頭の部分と考えられる｡御史官は他の文献にはみえない｡御史官に関連しそうな官司としては､『日本書紀』天智一〇年にみえる御史大夫(『日本書紀』天地一四年十一月癸卯条)､唐の御史台にあたる弾正台､などが考えられる｡御史大夫は浄御原令制下ではすでに存在しておらず､大納言に発展しているので該当しない｡弾正台も浄御原令制下では糺職となっていたことが確認できるから該当しない『続日本紀』天平一四年十一月癸卯条)｡したがって､御史官が､令制官司のいずれにあたるものかは結論づけることができないが､糺職すなわち弾正台にあたる官司が時期によって御史官と称されたのかとも考えられる｡