■Attached Image

■Detailed Information

URL		https://mokkanko.nabunken.go.jp/en/6AFITC11000213
Accession Number		2084
Text		・許知祖麻呂○二月／日卅／夕三∥○三月／日廿八／夕二∥○四月／日廿九／夕三∥五月／日廿九／夕一∥○六月／日廿二∥○七月／日廿∥○八月／日廿七／夕廿四∥○九月／日廿九／夕廿∥・○小治田御立○二月／日廿四／夕十八∥○三月／〈〉／夕十九∥○四月／日廿／夕十九∥○五月〈〉／日→／夕四∥○八月／○／夕三∥
Wooden Tablet Size (mm)	Height	(543)
	Width	27
	Thickness	6
Form no		019
Bibliographic Reference(s)		平城京2-2084(城21-28下(291)･城25-28上･城27-17上(221)･木研11-14頁-(62))
Variant Character
Wooden Tablet Shapes		上削り､下欠(折れ)､左削り､右削り､五片接続｡
Tree Species
Grain Direction
Site Name		平城京左京三条二坊一･二･七･八坪長屋王邸
Location		奈良県奈良市二条大路南一丁目
Investigating party		奈良国立文化財研究所平城宮跡発掘調査部
Excavation No.		193E
Feature No.		SD4750
Excavation precinct		6AFITC11
Tablet Type		考課
Ancient Province
Personal Name		許知祖麻呂･小治田御立
Japanese Era Name		2月･3月･4月･5月･6月･7月･8月･9月
Western Calendar		2;3;4;5;6;7;8;9(月)
Explanation for this Item		上･左右削り､下折れ｡月ごとの出勤日数を書き上げた長大な木簡｡長屋王家木簡に他に類例はない｡三地区にわたって出土した断片が接続した｡小治田御立は舎人（『木簡概報二一』八頁上段）とみえ､伝票木簡に受取人としても現れる｡許知祖麻呂は祖父麻呂とも書かれ､高市皇子の家政機関の符の宛先としてもみえる（『同二七』五頁上段）｡許知祖麻呂の六月･七月の夕の記載は元々ないが､小治田御立の五月から八月にかけては二次的に削られている｡二月から九月の八ヵ月にわたる記載が残るので､本来は翌年正月までの一年分の上日が記載されていたのであろう｡但し､通常上日の一年度は八月から翌年七月までであり､二月から書き起こした理由は不詳｡なお､長屋王家木簡の時代で二月が大なのは和銅二年から五年｡四月･五月がいずれも小の月であるとすると､和銅四年か五年に絞られる｡